リハビリテーション科

リハビリテーション科のご紹介
リハビリテーション科は、理念を『地域社会に貢献し、地域住民により信頼・満足して頂ける良質な医療サービスを実現し、発症から在宅までの一貫の流れの中で、より積極的なリハビリテーションを遂行する』にしています。
当科では、理念の実現に向けて職種の垣根を越えて活動できるように、リハビリテーション科を入院部門・在宅部門に分け活動の場を広げています。
当院の特徴
急性期から在宅訪問までのリハビリ支援
当院は、一般病棟、障害者病棟そして回復期リハビリテーション病棟が併設されています。
一般病棟では、徹底したリスク管理のもと、発症直後、術後早期から、必要に応じて術前からリハビリを提供します。早期よりリハビリを始めることで、体力の低下や寝たきりを防ぎ、早期在宅復帰の為のお手伝いを致します。
障害者病棟では神経難病疾患や重度意識障害者等の医療必要度が高く病状が安定している患者様を対象に、リハビリテーション医療を通じた継続治療を提供しています。
回復期リハビリテーション病棟では、充実したリハビリを提供できるよう、土曜日、日曜日、祝日のリハビリも実施しています。在宅生活復帰、社会生活復帰を目指し、集中的なリハビリの提供はもちろん、家族への指導や家屋訪問、在宅に向けての調整会議実施などより安全な在宅生活を送るための支援も行っています。
また、訪問リハビリも実施しており、退院後の充実した生活をおくるための支援までスムーズに移行することが可能です。
入院患者さんの土日、祝日のリハビリ実施
セラピストを365日体制で配置することで、入院患者さんを対象に土曜、日曜、祝日を問わず充実したリハビリテーションが提供できるよう努力しています 。
リハビリテーション体制
在籍セラピスト数
合計 85名
2019年6月1日現在
広く、開放的で明るいリハビリテーション室
当院のリハビリテーション室は、当院7階を使用しており、広さは約280㎡あります。また、各病棟でも退院後の生活をふまえ、より日常生活に合わせたリハビリテーションを実施しています。
リハビリテーションの対象疾患
●脳血管疾患:脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、頭部外傷など
●運動器疾患:骨折、人工関節術後、靱帯損傷など
●呼吸器疾患
●神経難病:パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症など
●その他:がん、廃用症候群、肺炎など
理学療法とは
理学療法とは病気、怪我、高齢、障害などによって運動機能が低下した状態にある方に対し、運動機能の維持・改善、基本動作能力の回復を目的に運動療法や物理療法を用いて治療、支援を行います。

作業療法とは
お箸を使うという「作業」一つとってみても、それはこころとからだの複雑な関係を通して実現されています。作業療法は、その人が活き活きとした生活を送れるよう、仕事、遊び、日常的な生活行為などさまざまな「作業」をとおして、こころとからだを元気にするリハビリテーションです。

言語聴覚療法とは
当院では脳血管疾患等により生じる、失語症、構音障害などのコミュニケーション障害、及び、摂食・嚥下障害に対して、個々の患者様に合わせた訓練、指導を行っています。
